絡げ線の断線、髭残りセルコの提案で解決します。角丸君



角端子は危険です!

コイルボビンには結構角端子が使われております。何故角端子を使うのかというと、平板をプレスで抜くには、 角端子の方が抜きやすいことと、巻線カラゲ時に喰い付きが良く、ズリ落ちない、ヒゲ残りがないからです。 しかし、電線を角端子にカラゲるとエッジに食い込み、電線の被膜がキズつき断線・腐食の大きな原因になるこ とは否めません。

丸端子は安全ですが、作業性に問題があります。

端子全体を半田で覆う方法も断線対策になりません。

角端子の断線防止のため、半田で端子カラゲ部を覆ってしまう方法もありますが、半田で電線が固定され、断線 の危険性は否めません。

そこで『角丸君』の登場です! 

丸線の『安全性』と角線の『作業性』の良いとこ取りをした端子を考えました! カラゲ始めの部分は丸端子で安全を確保。途中から角端子形状にして、作業性を良くする カラゲ根元部3ターンほど残して半田しますと、電線の伸びがクッションになり、断線しにくくなります。 しかも、従来の端子と同コストでできるのです。