材料変形や応力変化、表面状態、材料劣化の影響
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コイル圧縮時の被膜損傷について心配しています。品質管理はどうですか?
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過去の実績やデータを元に被膜損傷のリスクを最小限に抑える提案をいたします。また耐圧、絶縁抵抗、レアショート試験等の工程を導入することで、納入時の品質を保証しております。
当社の巻線技術は業界用語でクロスポイント(電線レイヤー乗り上げ箇所)と呼ばれる波形を完全にコントロールしたコイルです。圧縮しても均等に俵積みされた電線は力が分散され、まず問題になることはありません。占積率で最高96%以上の生産実績がありますが、コスト面、品質の安全性をより考え、占積率90~92%の簡易圧縮及び成型をお客様にお薦めしています。
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コイルを曲げると曲げ部の部分等、問題ないのでしょうか?
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当社長年のトライ&エラーから培われたノウハウ、技法により被膜の損傷や、曲げ部の膨らみの少ない製品をつくることができます。
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これらの圧縮、成型、曲げという特殊技術によって、モータの特性は上がりますか?
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製品特性の向上はお約束はできませんが、圧縮や曲げにより生まれるスペースを有効利用していただくことや、圧縮による熱伝導効率(放熱効率)の上昇は見込めます。