会長の部屋ワールドカップと寝不足の日々-

アルゼンチンとフランスの激闘が終わり、ワールドカップはアルゼンチンに輝いた。
それにしても凄い戦いだった。
解説者も、興奮気味に「これまでには無い決勝戦でした!」と絶叫していた。

私は、通常夜9時に寝て、朝3時に目が覚め4時頃からゴトゴトと動き出す。
カタールと日本では6時間の時差がある。
カタールの午後6時のキックオフは日本の深夜0時、午後10時は朝4時ということになる。朝4時は私にとってのゴールデンタイムとなる。テレビの大画面を占領できるからだ。
最初のうちは日本の試合を中心に、前日10時からでも深夜0時からでも、録画をしておいて4時ごろから、結果を知らずにワクワクしながら日本の試合中心に観ていたが、決勝が近づくにつれ、だんだんのめり込んで行き、やはりリアルタイムで観たくなった。
そうすると、朝の4時は良いのだが、深夜0時に始まる試合が大変だ。
夜、7時とか8時に寝て、12時に起き、夜中2時まで観て、2時から5時過ぎまでまた二度寝するのだが、これが結構年を取ったこの身にはつらい。
そんなことで、寝不足の日々が大会終盤の1週間程続いた。
そして最終戦、アルゼンチンとフランス、メッシとエンバぺの一戦となった。
私は、たまたま観ることが多かったフランスのエンバぺ選手を応援していた。
そして、ちょっと寝坊して、0時20分頃起きてきて見始めたが、既に1点アルゼンチンがリードしていた。どうもメッシがペナルティーキックで1点取ったようで、5対5だった得点王の座はメッシに大きく傾いていた。
そして、私が未だ色々飲み物とかを冷蔵庫を漁っている間に、さらにアルゼンチンに得点が入ってしまった。

それにしても、フランスの方は全く精彩がない。
殆ど諦めかけていた後半3、40分を過ぎたところでドラマは始まった。
エンバぺのペナルティーキックだ。
エンバぺの表情が画面に大きく映される。
緊張の瞬間!
凄い勢いでネットの左サイドにボールが突き刺さった。
1点返した。
ここから局面が変わり始めた。
そして、圧巻だったのは、エンバぺのシュートの凄さだった。
左のかかとで支えながら、身体を捻ってのボレーシュートはすさまじかった。
後半ぎりぎりで同点となったのだ。

このまま行くと逆転か?

と思ったが、アルゼンチンもそう簡単には点を入れさせない。
結局、延長戦となった。

まもなくメッシの2点目のゴール。
これで決まりかと思ったら、ゴールキック内でエンバぺが蹴ったシュートが相手選手の腕に当たり、ハンドでまたしてもペナルティーキック。
エンバぺはこれを難なくまたしてもゴールネットの左隅に蹴りこみゴール。
何とワールドカップの決勝でハットトリックをやってのけたのだ。
結局、試合はPK戦となり、4:1でアルゼンチンの勝利となった。

この時の最初に蹴ったエンバぺは、冷静に正確に間違いなくゴールした。この人の精神性が凄いと思った。いくら大選手と言えども、3度に一度くらいはミスをするかと思ったが、全く動ぜずに3球とも全く同じ左隅に蹴りこんだのである。
アルゼンチンの36年ぶり3度目、35歳のメッシ最後と言われるワールドカップでの優勝であった。
カメラは選手、監督、スタッフ、家族と歓びで抱き合うメッシの姿を追う、時折落胆し悔しさを滲ませるエンバぺの姿が対照的だ。
しかし、このワールドカップ、シナリオとしては最高のシナリオだったのではないか?と私は思った。

「メッシは14歳で家族とともにスペインに渡って、バルセロナの下部組織に入り、17歳でスペイン1部デビュー。10度のリーグ優勝、4度の欧州CL制覇、7度のバロンドール受賞と欧州で数えきれないほどのタイトルを手にしてきた。しかし、アルゼンチン代表としては2014年ブラジルW杯の決勝で敗れるなどタイトルに見放され続け、<母国への忠誠心はないのか>と手厳しい批判にさらされた。」
このメッシが悲願の栄光を手に入れることができた。

フランスはアルゼンチンにPK戦の末に敗れ、34、38年大会のイタリア、58、62年大会のブラジルに次ぐ史上3チーム目の連覇はならなかったが、エンバぺは今回のワ―ルドカップ決勝で初のハットトリックのおまけつきの最高得点(8点)王となった。そして未だ23歳、未だ先が大分ある。
そして、PK戦での負けということで、一応90分の試合の中、また延長戦30分では負けなかったという”言い訳“もできる。
そこへ行くと、日本もPK戦でクロアチアに負けたのだから、今回の実力はブラジル以上…ということにならないか?

結局、2時に終わるはずの試合が3時近くになり、その後の表彰式もついつい観てしまって、朝まで1時間程の仮眠。
…という訳で、とにかく今日は寝不足なのである。

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