会長の部屋:ロッキーの宝石 ~ レイクルイーズ-

朝8時、ホテルチェックをチェックアウトし、定期バスでホテルルイーズに向かう。

 この日も、バスがなかなかやって来ないため、みんなでイライラして待っていたが、定刻の10分遅れ(!?)位で、バスがやって来て無事に乗れたのであった。

 外は生憎の雨である。

 週間天気予報では、この週はどうも雨勝ちの様だ。

 せっかくの夢のカナディアン・ロッキーの雄大な景色は観られないのか?不安に思いまがら、このバスに揺られ、1時間半後に”レイクルイーズ”に着いた。

 きれいな青い湖はどうにか見えるが、その先に雄大にそびえているという氷河は雲だか霧だかで良く見えない。

 チェックインは未だ午前中のため出来ないので荷物を預けて、ホテルの中を見て回ることにした。

 レイクルイーズ・・・まずは旅行社のパンフレットの説明書きをご覧いただこう。

「”ロッキーの宝石”と言われる氷河の浸食によって出来た有名な湖。水は氷河の溶け水が流れ込むため水の温度は夏でも4℃程と冷たい。ビクトリア女王の娘ルイーズ王女にちなんでレイク・ルイーズと名付けられました。神秘的な青緑色の湖水は長さ約2.4km、深さ90m。水面に3464mのビクトリア山(氷河)が湖面に映る姿は一枚の絵のような美しさです。」

 ルイーズ王女・・・まるで「アナと雪の女王」のモデルか?と思わせるような神秘性のある湖に霧がかかり、更に神秘的であった。

 雨が降り続いているため、ホテル内は宿泊客、日帰り客で大賑わい、ヒマに任せてホテル内にある売店を一店一店見て回った。

 カナダは様々な鉱物が採れる。金、ニッケル、ウラン、鉛、カリウム等、特にウランは世界第一の産出国であるが、自国では原発は造らず、アメリカを中心とした他の国に”売らん(ウラン)”と言いながら売っているとのこと。石油やシェールガスも豊富に出て経済的には安定した国だ。

 そんな国のお土産は、色んな珍しい石があり、これをブローチにしたりイヤリングにしたり、キーホルダーにしたりして売っている。

 その中に銅の塊が売られており、銅線を扱う私としては何故か興味が沸き、結構高いその銅の塊を衝動買いをしてしまったが、ケチな私は後から考えたら、当社の不良コイルを丸めて、圧縮しても同じようなモノができるかな?とも思ったりした。 

 お昼になったため、レストランにしようかと思ったが、あまりお腹がすいてないため、簡単なパン中心のカフェのような所へ行った。

 女性達にパンとか飲み物を買ってもらい、兄と私は席の確保をして待っていたが、いくら待っても食べ物も飲み物も来ない。

 お客が一列に並んでパンや食材、飲みモノを選び最後にレジでお金を払うというシステムであるが、お客が大勢でレジの中がパニくってしまい、とにかく頼んだ品物が出て来ないらしい。

 パンを多少温めたりするため、手がかかるのは分かるが、あの中国だってこれほど時間はかからない。

 パンを買うのに約30分、最初に出てきたコーヒーは冷めてしまっていた。

 この国の70%はサービス業だとのことだが、あっちでもこっちでもとても”サービス”と云えるような状態ではない。これでこの国の人達は満足しているのだろうか?と大きな疑問が生じた。

 午後になると雨も止み、霧も上がり始め、青緑色と言うかエメラルド色と言うか、とにかくきれいな湖が目の前にくっきりと現れてきた。

 対岸の方の氷河は途中までは見えるが、最上部の方は良くは見えない。

 この景色、ほぼ諦めかけていた我々にとっては、これでも大満足である。

 写真をガンガン撮りまくった。

 カヌーに乗ろうと兄が言い出して、カヌーの発着所まで行ったが、一人8000円位すると聞いて断念した。

 ここにも小さなリスがアチコチ出現し、カメラの被写体となっていた。

 3時近くなってようやく部屋に入った。

「湖に面した部屋」と兄の方で予約してあったため、3部屋とも湖に面した部屋で、姉の一人部屋は湖に近い方の建物の部屋で、我々兄弟夫婦の部屋は湖からちょっと離れた建物の5階の隣部屋であったが、部屋と部屋の間にドアがあり、そこから行き来出来て大変便利であった。

 そして湖と氷河も綺麗に見えていた。

 この大自然の美しさと、サービスの悪さの両極端・・・この大自然にもし日本流のサービスやインフラが整っていたら、これは凄いことになりそう!なんて思ってしまうのは、私だけであろうか?

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