会長の部屋:メガ クライシス(NHKスペシャル)に思う-

NHKスペシャル(9月3日放送)

想定を上回る大規模地震災害、予測困難な異常気象、新種ウイルスの感染爆発・・・日本社会の行く手にはいくつもの過酷なリスクが予見されている。私たちは“巨大災害の時代”をどんな知恵と力で乗り越えていくのか。「MEGA CRISIS 巨大危機」は、脅威の正体を科学的に解き明かし、その対策の最前線に全4回で迫る、新大型シリーズだ。
「MEGA CRISIS 巨大危機」の第1集は、異常気象に立ち向かう科学者たちの物語。2020年、北極の夏の氷が全て溶けてゼロになる可能性が指摘されている。アラスカやシベリアでは永久凍土が融け、温暖化の加速要因となるメタンガスの大量放出も危惧されているのだ。北極の氷がゼロになる時、何が起きるのか。地球では寒波や熱波が相次ぐとみられているが、“未知の領域”だ。世界中の気象学者たちが結集し、未来を予測するための挑戦を始めている。日本列島での激増が恐れられているのは、スーパー台風、ゲリラ豪雨、落雷など。局所的に起こるこうした現象の詳細な予測は、現在の技術では困難とされているが、今、科学者たちは、不可能を可能にしようと新たな観測技術で解析を続けている。残された時間はあとわずか。温暖化の加速期に突入したとも言われる地球の気象の未来を読み解く新たな闘いを追う。

・・・・NHKスペシャルでこれを見、今現実に起きている異常気象を考えると、あまりのんびりしていられないと感じるのは私だけではなかったかと思う。

特に南極の永久凍土が溶け出し、その氷に閉じ込められていた古代からのメタンガスが大気に大量に放出される。

このメタンガスは今盛んに抑制しようとしている二酸化炭素の約20倍の温暖化ガスなのだそうだ。

永久凍土が溶け、今まで太陽の光を反射していた場所が海になると、その太陽の熱を反射せずに海が吸収し、海の温度を上昇させる方向に動くということであり、この温暖化サイクルが動きだした今となっては、人間の力では防ぎきれない状況になってしまっているようだ。

このまま行くと2030年には気温がプラス4℃となり、東京の気温は45℃になる可能性があり、ゲリラ豪雨も1時間300mm、そして避雷針では防ぎきれないような雷が物凄い勢いで発生し、殆どの電子機器が破壊されてしまう可能性があるという。

「各地で起こった豪雨被害」、「迷走台風で沖縄の方ではなく東北や北海道に上陸するような台風」、「台湾を数か月の間に2度も襲った風速75m以上のスーパー台風」・・・最近起こっているこの異常気象は、このNHKスペシャルの取材からすると、正に今始まったばかり・・と云うことになる。

やはり我々人類がやって来たこと・・・地面に眠っていた地下資源を無節操に掘り起こし、それを生活向上のために燃やし大気に放出し続けてきたことに対する「自然の報復」と言うべきものなのか?

NHKスペシャル(9月11日放送)

第2集は、巨大地震に立ち向かう科学者たちの挑戦の物語。熊本地震で「想定外」とされた2度の震度7だが、そのリスクは予測できたと考える研究者たちがいる。地殻変動や地震の発生パターンを読み解く最新科学によって、従来より高い精度で地震の危険度が予測できるようになりつつあるのだ。その手法で「次の危険地域」をあぶり出し、今度こそ事前に警告を発しようという奮闘が始まっている。一方、南海トラフ巨大地震が懸念される西日本では、海底に設置された最新観測網が異変を捉え始めている。巨大地震へのカウントダウンなのか?海底下に潜む“地震の巣”の間近で、いち早く「兆候」を捉えようとする新たな挑戦に密着する。

・・・・この日本の最大の恐怖は、地震とか火山であろう。

世界的に見ると、この日本は地震の巣の上に乗っかっている国という感じだ。

そんな地震の巣の上にいつの間にか原発を54基も作ってしまったこの国は、なんとも言いようのないほどの「愚かさ」だ。

その怖さを日本は福島で体験した。あの時は偶然が重なって助かったが東京都に人が住めない状態になる可能性があったと聴いた時は背筋が寒くなった。

そんな危険を体験しながら未だに原発を動かそうとする人達がいることを見ていると、「人間の愚かさ」の極を見る思いだ。

今は、この作ってしまった原発をどのように始末するのかを国を挙げて考える時ではないか?

未だこのシリーズは続くが、いずれにしろこれからの人類も、日本も益々大変なことになって行きそうだ。

しかし、我々は今ここに生きている。

これらの危機は回避できないかも知れないが、この地球の霊長類の先頭を行く人間は、何とか知恵を絞りだし、少しでも地球を守り、自然を守ることを考える必要があるように思う。

「本物の叡智」・・・が必要な時だ!!

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