本日(5月15日)、急激な立ち上がり製品の部品供給先との打ち合わせで、急遽中国中山市に向かうことになり、ちょうど一週間前にそれでも少しでも安いチケットと思い、ネットで色々探しまくり、香港経由よりも地の利が良い、上海経由マカオ行きという便を見つけ出し、いつもお願いしている旅行代理店にほぼ同額で確保してもらった。
15日発の問題もあったが、帰る便が問題であった。
17日5時半からのポールマッカトニー国立競技場ライブを見たいからだった。
最近は便利になった。空港行きの乗り合いタクシーというのがあって、1週間前までに予約を入れておけば、どんな時間でも自宅に迎えに来てくれるのだ。
朝8時55分成田第一空港発の便に乗るためには、それまでは、成田前泊が当たり前であったが、この中央タクシーを使えば前泊なしで、結局割安でこのような便に間に合うのである。
結局、夜中の1時半にタクシーが多少迷いながら我が家に迎えに来てくれて一路空港に向かった。
乗り込んだ時に、運転手から「パスポートは大丈夫でしょうか?」と問われた。
パスポートは私の場合は常に、以前に上海で買った結構上物でパスポート専用の財布に入れてあり、これを何度となく確認してあり、「問題ないです!」とい切っていた。
結構、眠れるような眠れないような感じであったが、5時半頃に空港に着いた。
検問で、パスポート検閲となった。
私は専用財布からやおらパスポートを取り出し、係員に見せようとした瞬間!
ギョッとした。
それは私のパスポートではなく、女房のパスポートなのであった。
先般のタイ旅行の時に取り違えて私の財布に女房のパスポートを仕舞い込んでいたということだ。
検問は会社の名刺を見せて一応通過したが、どうしたらいいか?頭の中が真っ白!
取りあえず、第一ターミナルに下ろしてもらい、ターミナル内に入ったが、朝が早すぎて未だ殆ど人がおらず、勿論係員もいない。
即。家に電話を入れたが、二階の寝室の電話が壊れており、女房はなかなか気が付かない。
ネットで「路線」で調べたら、即パスポートを持って小諸を出たとしても、空港に着くのは9時、8時55分発はいずれにしろ絶望!
結局7時まで待ち、該当便であるエアーチャイナの係の人に事情を説明したらチケットの発行旅行業者に相談するしかないと言われ、旅行業者のWさんの携帯に電話を入れた。
私は、行きのチケットだけをどうにかすれば、帰りのチケットはどうにかなるかと思っていたが、格安チケットの場合は、勿論他便への変更も効かないが、行きの便に乗れないと、帰りの便もキャンセルになるのだという。
それでは、本日中に他の便が無いか?聞いたらWさんは、あっさり「ありますよ!」という。それはマカオ直行便があるのだという。それも16時ちょうど発ということだ。
7時半の成田エクスプレスで行けば、佐久平迄行き駅でパスポートを受け取り十分戻って来れる時間である。
責任の半分はある女房に持ってこさせることも考えたが、私の場合は「大人の休日クラブ」に入っており、私が往復した方が、多少でも特になる。
それと、この空港でボワーッとしていても余り世の中のためにもならないため、私が往復する方がいいと考えた。
しかし、未だ問題があった。ここに来て費用の問題はもうどうでも良かったが、困るのはポールマッカートニーのコンサートに間に合う便があるかどうか?であった。
ところが、Wさん、こちらの方もあっさりと問題ありません、当初の便に乗れます・・と云うのだ。
結局、この代替えとなった便が、本来のマカオ直行往復便であり、私の選んだのは、帰りは直行便であったが行きは他の航空会社と組んだ乗り継ぎ便であった。
この乗り継ぎも上海の待ち時間が4時間以上ということだったが、結局、この便は前の便より20分遅れでマカオに着く便だった。
結局、自分で一生懸命ネットで調べて、17日の朝、マカオから直行便で帰れることのみを追った結果、余計なトランジット便を選んでしまっていたのであった。
この便を、Wさんに新たにお願いした。
そして私は一路、佐久平に向かった。
電車に乗ってようやく落ち着いて考えた。
なぜ、私のパスポートと女房のが入れ替わってしまっていたのか?を・・・。
パスポートは、入国の際の審査時には確実に本人のもののはずである。
取り違えたのは、最終の手荷物チェック時に係員が二人のチェックを一緒にした後、私と女房に取り違えて渡したか、私がまとめてもらって、確認せずに分けてしまったか?ということになる。
それにしても大ドジであった。
今、佐久平から東京に向かう新幹線の中でこれを書いている。
E7系といって最新式の新幹線で、コンセントも付いており、コンセントにこのパソコンをつなぎ充電しながらこのブログを書いている。
これから、未だマカオ行きがどうなるかは分からないし、ポールマッカートニーのコンサートを無事見れるかどうか分からないが、もうすぐ東京に着くため、ここでブログにアップする。