会長の部屋:「第二回結いの里こもろ大音楽祭」開催-

 10月2日、日曜日2時より5時半頃まで「第二回結いの里こもろ大音楽祭」が開催された。

 予想通り、素晴らしいライブとなった。司会は私、エルビス・小林と佐久にお住いのとてもチャーミングなMIWAさんの二人で、結構びしっと決めたスーツと黒いシックなドレスで「絵になるようなニ人」で・・というイメージで臨もうと思ったが、MIWAサンはとても魅力的で素敵のままだったが、結局私は演芸大会で使うような大きくて金ピカの蝶ネクタイで、ちょっとズッコケを入れて臨んだ。

 オープニングはteaさんの「一人クイーン」、「ボヘミアン・ラボソディ」で始まった。これは凄い迫力で同じ人間であの低音からメチャ高い高音までがどうしたら出るのか?不思議なくらい凄い。

 続いて元セルパップブラザーズの三島さんが、「カルフォルニア・オン・ステージ」と題してカルフォルニア・ドリーミング~ホテルカルフォルニア~カルフォルニア・コネクションと弾き語った。   

 そして4月23日軽井沢大賀ホールで見事単独コンサートを張った佐久の「吟遊歌人」俊智さんが、3曲のオリジナル曲を高クォリティで歌った。  

 続いてrioさんが登場、東京から軽井沢に移り住んでから13年間ということであるが、私は今回初めてお会いした。 スキルのメチャ高いミュージシャンでボンジョビ、クイーン、ビートルズ等を難なくこなし、今回はボンジョビの曲を中心に素晴らしいギターと歌の披露となった。

 そして元セルパップブラザーズの音楽面でのリーダーSACHIOさん。 この方はEXILEの曲でジャズダンスの土屋先生のダンスとコラボし、なかなかのショーとなった。 土屋先生のダンスは、曲や詞の内容をダンスで表現する・・と云う素晴らしい才能に裏付けられており、いつ見ても圧巻だ! このSACHIOさんの音楽的な才能はまた抜群である。

 そしてピアノデュオ「エミュ」のお美しいお二人、篠原美智子さんと神原恵里子さん。 これはまた凄かった。 グランドピアノでは無く、小さな一台の電子ピアノに並んで、お二人でクラシックを一曲引いた後の「ルパン三世」を弾いたがが、これがまた物凄いことになった。 私は司会で真横から観ていたが、お二人の美しさとは裏腹、鍵盤の上では正に「鍵盤のバトル」、「白魚の手の格闘技!」・・・電子ピアノがぐらぐら揺れて、今にも壊れそうな位にピアノを叩き、そこから発せられた音の迫力は実に見事であった。 私はピアノは「打楽器」ということを改めて思い知らされた。

 そしてteaさんがこの日のために結成した「結いの里スペシャルバンド」。リードギタ―、ベース、キーボードと近隣のスキルの高いミュージシャンを集め、ドラムはteaさんの奥さんのりっちぃさん、・・・、そこにいつの間にかrioさんも加わって、更にパワーアップ、ボンジョビの曲からオールディズまで素晴らしい演奏を繰り広げた。 これらの皆さんの素晴らしいステージが進み、いよいよ「私=古希70歳にしてビートルズを歌う」のプログラムとなるが、ここは別のブログで紹介する。

 その後、上田でさだまさしさんの娘さんとのテレビ収録があって、ぎりぎり到着したスペシャルゲストの元H2Oの赤塩正樹さんのオン・ステージはさらに盛り上がった。 全くリハーサルなしで伴奏をした神原さんは、殆ど即興に近い形で赤塩さんの曲の展開に合わせた。 13年間、軽井沢の結婚式場で場数を踏んで来ている彼女ならではの対応力も見ものであった。

 そしてフィナーレは、スペシャルバンドの皆さんに赤塩さんも加わり、会場の皆さんも腰掛を折りたたみ、皆んなで踊りまくろうという趣向で、松本のマグバンドというグループのリーダー阿久津さんが「悲しき街角」、「ルイジアナ・ママ」を歌い、私がお得意の「ダイアナ」、そして赤塩さんが「ジョニービーグッド」を歌ったが、この赤塩さんがスペシャルバンドのメンバーにソロを促し、メンバーが次々とこなして行く、ジャズセッションのような即興的な楽しみがあった。 そして最後の最後は私がリードを取らせて戴き、再びビートルズのツィスト&シャウトで大盛り上がりをして終了した。

 終了後は、会場の皆さんから大絶賛! その後もメールやフェイスブックでも盛り上がり、大分懸念し精力をつぎ込んだ音楽祭は大成功裏に終わった。

しかし、私の声は涸れ、腰は痛む、それまでの疲れがどっと出てきた。

やはり歳か!?

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