ホームページのリニューアル


 2年ぶりにホームページをリニューアルしました。

今回はできるだけ製品写真を多く載せ、ビジュアルで勝負したいと思いました。
写真がとても鮮明でアップにも耐えられますし、種類もかなり増えたかと思います。製品の写真をクリックすると製品群ごとに様々なコイルの写真が現れます。是非じっくりとご覧ください。

またお得意の(?)文章もかなり書き直してありますので、「経営理念」、「環境」、「太陽光」、「ニュース」そして「採用」迄、良く読んで戴ければと思います。

 またブログの「会長の部屋」はソリューション委員会の会長ということだったのですが、私がセルコの会長だと間違われますので、「社長の部屋」にしました。
これからも自由奔放に書き綴りますので、是非文字ばかりの文章ですが、根気よくお読みください。

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日本人はエイリアンの訳が解明!?

昨日放送のNHK Eテレの「サイエンスZERO」にて、日本人の祖先「縄文人」のDNAを読み解くことによって日本人のルーツが大変ユニークなものであったということが分かった。 「研究者は一万六千年前から三千年前までの一万三千年間の縄文時代の遺跡の中から、骨のより残っている寒冷地域に目をつけ、福島の貝塚遺跡から発掘した二人の男女の歯根部を切断して歯の内部を採取した。 しかし、バラバラに切断されていて、残る3%のDNAから縄文人の配列を解明した。」 その結果、縄文人という人種は、通常のアフリカら東南アジアとか中国経由で日本に上陸してきた東南アジア人系とか、北中国人系とか、南中国人系ではなく、それよりもはるか以前にユーラシアからやってきていた特殊な民族だということがこのDNAから読んでとれるとのことである。 そして、現在の日本人は北・南中国人系の「渡来性弥生人」の血が80%、その特殊な縄文人の血が20%の割合の状態ということである。 縄文人の特徴としては①二重瞼、②ウインクができる。(頬を動かさずに片方の瞼だけを閉じることができる)、③髪の毛がくせ毛である、④シミが多い⑤耳垢がウェットである等の特色を持つが、これらのうちの一つでも当てはまれば、それがその人の縄文人DNAなのだという。 ・・・ということで、私が常々唱えている、日本人は世界の中でエイリアン的な存在であり、モノ造りのDNAは世界のどの国とも異なり、日本人特有のものであるという説、そして日本人だけが世界の中で「恒久平和」という概念を持ちうるという説(縄文人は1万3000年という長い間、お互いの戦いは皆無だったということである)は、この20%の縄文人DNAにあったということになりそうである。  このようなことが分かったならば、なおさら日本人は他の民族、他の国とは異なる素晴らしいDNAを持った民族であることを踏まえ、自分達の文化と技術に誇りと自信を持って、広く世界の人々と渡り合い、世界の国々に日本の文化を広げて行くべきではないか?

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3.11に思う

5年前の今日、この長野県小諸も結構揺れた。

私は浅間山の噴火を心配し、即二階の食堂に上がって浅間山を見たが、何もない。

そこで即、テレビを点けた。

そのテレビ画面にビックリした。

仙台の海寄りを飛んでいるヘリコプターからの実況中継であった。

川があるのが分かるが、良く見るとその川の向こう側から田んぼや道の上を大きな波がこちらに向かって来るのだ。

 手前には道路があり、その道路は普通に車が走っている。橋の上には、人が車を降り、その押し寄せてくる波を見ている様子だ。

 ほんの数十秒でその波はその道まで到達した。

「あっ!飲み込まれた!」と思った瞬間、そのヘリコプターのカメラは他の方向にパンをしてしまったから、その車や人が波に飲み込まれたのか?否か?は定かではない。

 後から、あの津波の凄まじさは色んなビデオ映像を見たが、この実況生映像は私にとっては、メチャリアルな映像として私の脳裏に焼き付いている。 

 最終的に死者1万5894人、不明者2562人という犠牲者を出したこの大震災。

この時は、日本国中がこの未曽有の大惨事に心を痛め、救援に駆けつける人、救援物資を送る人、寄付をする人・・・とバラバラに思えた国民の心が一つにまとまった。

 日本だけではない。海外からも様々な援助が来た。

 あれから5年

 復活は?復興は?

 ・・・と問うと、かなりの疑問点が残る。

 未だに避難者が17万人超、仮設住宅居住者が6万人超、という数字は5年後にしては本当に本腰を入れて復興に取り組んだのか?と疑いたくなるような数字だ。

 これまでに復興に要した費用は29兆3946億円、義援金3775億円だという。

 これらのお金は、一体どこにどう使われたのだろうか?

 私は税金は必要であれば、何パーセント何十パーセントでも払うべきだと思う。

 しかし、そのお金が使うべきところではなく、最終的に裏政治資金となったり、官僚の天下り先などの様々な利権の資金になったりするのであれば、一銭も払いたくない。

 世界中からの心温まる援助金や、大事な税金が本当に復興のために使われたかどうか?

 使い方の順序や方法に問題がなかったか? こういうことを誰が検証したり、証明したりするのだろうか?

 私はあの震災の時これは大変な事態ではあるが、逆に日本復活の大チャンスではないか?とも思った。

 原発事故も起き、自然エネルギー活用が必須と思われたこともあり、私はこの復興を日本の技術の粋を集めた理想的なエコ住宅、エコタウンを造り、これを世界にPRしたら高密度住宅をはじめ、家電製品、家具調度品、そして太陽光、風力、地熱等を用いた自然エネルギー技術、蓄電技術等を世界にアピールできる大きなチャンスであり、何よりも被災した人達=親や兄弟や子供を亡くし、家を失い意気消沈している人達に世界で一番優れて快適な住宅を与えあるいは貸し出すことにより、生きていて良かった・・・と思ってもらうことが必要ではなかったか・・・と思うのだ。

 確か、あの時そのような話が色々出ていたかと思ったのだが、結局は、未だに仮設住宅と言う話を聴くと、がっくりしてしまう。

 また、福島原発も今だに処理が進んでおらず、今頃になって即メルトダウンが起きていた・・などと発表しているが、そんな状態の中で、原発再稼働をし始めているという事実は、この国が本当に先進国と呼べるのか?心配になってきた。

 二酸化炭素で地球温暖化とは言うが、原発の放射性物質の害は比べられるようなレベルではない。

 中国北京はスモッグ被害がひどいが、まだ皆さんマスクをしながら生活をしている。福島の原発事故周辺は5年経っても帰る目処が立たない。

ここは、本当の人間の知恵=叡智を発揮する時だ。

誰が考えても二酸化炭素も出さず、放射性物質も出さずに電気を起こす再生可能エネルギー=自然エネルギーに一日も早く切り替えることを考えるのが当たり前のことだ。

そう云うと、「すぐには変えられない」という答えがすぐ出てくるが、特に日本の場合は儲かると思えば、即、大会社も中堅も小・零細企業もこぞって金を出し、知恵を出し、様々な技術を生み出したりしながら、20年が10年、10年が5年で、ある程度の規模のインフラを整えてしまうだろう。

現に太陽光発電は、造りすぎだと言って今は政府も電力会社も止めに入っている。

私は、エネルギー問題は地消地産方式にすべきだと思っている。

その地方その地方毎に、太陽光、風力、地熱等の自然エネルギーを駆使し、自分の地域の電力は自分で賄うようにすれば送電線の問題もなくなり、地方地方で、電気の安いところ、ちょっと高いところと色々にはなるかと思うが、最も効率が良いのではないか?と思う。

一番厄介なのは、東京をはじめとする都会だ。

原発が本当に安全安心だということであれば、都会のド真ん中に原発を1,2基置き、電力を賄い、その周りに原発を動かしたい役人とか政治家が江戸時代の譜代大名のように原発を取り囲んで住むというアイデアはいかがであろう。(ブラックユーモア?)

3.11の教訓は、いくら人間が優れているからと言っても、大自然には絶対にかなわない・・・ということだと思う。

我々はこの大きな災害にもっともっと深く学ばなければならない。

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昨日の今日

 3月6日に私はこのブログに、日本の家電メーカーが開発をせずに撤退し始めている間に、日本人技術者を使って海外メーカーが新しい製品を開発し始めていること、そして最終的には日本は我々中小零細が元気を出して新しい製品の開発をするしかないか?という結論に至ったが、翌々日のテレビ東京の「ガイアの夜明け」で、正にそのままの話が流れた。

一つは、三洋電機の家電部門を買収したハイアールが「アクア」という新しいブランド名で、「オゾンを使ったコート等専用の洗濯機」、「カバーが全面液晶の冷蔵庫」、「透明でカラーライトアップでき、見ても楽しい洗濯機」等の全く新しい発想の家電製品を、旧三洋電機の日本人技術者が開発しているエピソード、そしてもう一つは、中小零細どころか中澤優子さんという30歳そこそこの女性一人で立ち上げた家電メーカー(?)「UPQ(アップキュー)」という会社。

中澤さんは一人でアイデアを持って中国深圳へ1泊2日又は日帰りで度々行き、同時にいくつもの新製品の開発を複数社に依頼し確認、修正し製品化して行く。

「透明のアクリル板のキーボード用タッチパネル」とか、「スマホの充電可能なキャリーバッグ」、「電動スクーター」など一挙に17種類もの新製品をパラに開発し発表して脚光を浴びている。その色合いが青と赤を使った「コンセプトカラー」であり、結構インパクトがあった。

私は小さな会社はそれ相応の価格で数万個でも・・・と言ったが、彼女の場合は数百個でもニーズがあれば開発するという。

 コンセプトカラーの色合いの違いが何度言ってもわからない中国人相手に、彼女は頑固に自分の思った通りの製品に近づけて行く姿には感動した。

 これを見て私は、中澤さんのような人が中国ではなく、「日本の中小零細」の技術を駆使して開発製品を造れば、それこそメイド・イン・ジャパンの素晴らし行精度で壊れにくく斬新な製品を生み出すことが間違いなくできる・・・と確信した。

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