神の国=日本

一昨日の夜中2時に中央タクシーで出発、お昼には大連に着きました。

大連は、PM2.5の影響というよりも、以前からホコリッぽいところで

環境的にはあまりいいところとは言えませんが、とにかく「親日的」な

ところで、中国でも一番かもしれません。

大連で入管では時々は有りましたが、日本人として不快な思いは全く有りま

せん。

逆に、日本を尊敬し、日本にあこがれる人達が沢山います。

昨日も、日本のモノ(特に“メイド・イン・ジャパン“製品)を取り寄せ、

こちらで売りたいという中国人青年実業家の方の相談に乗りましたが、とに

かく中国人は、日本で造った”ホンモノ“が欲しいとのことです。

私の持論は、「日本人は職人、中国人は華僑で商人」

だから、日本人はいいモノを沢山作ることに専念し、中国人はそれをドンド

ン売る・・・と言うビジネスモデルが、これから世界で最強のチームに成る

という話をし、尖閣問題がどうしたこうした言ってないで、日本と中国がタ

ッグを組んで、共に中国市場だけではなく、世界市場に打って出るべきだと

云う話をしましたら、その人も”素晴らしい!同感です!“と言って握手を

求めてきました。

今や世界の最大の問題は”軍備”ではなく”経済”です。

経済的なつながりが強固になれば、自ずから領土問題やその他の問題も解決

します。

中国や韓国は日本の力(特にモノ造り力、技術力、日本のおもてなし精神)

が必要です。

いがみ合うのではなく、お互いが助け合うべきだと思います。

非力ではありますが、私がこれからその”架け橋“の一部になろうと思って

おります。

”疑心暗鬼“から戦いは始まり、”話し合い“により問題は解決します。

安倍首相は、軍備を整えるのではなく、もっと一番近い国と積極的に”話し

合い“を持ち、お互いの経済的協力関係を築くべきです。

アメリカは自分のことで精一杯です。

日本は日本でいくらでも自分の国を守れます。

”外交“と云う手段があり、”平和国家日本”を旗印に、世界に平和をもたら

す”良い国“、”素晴らしい国”のイメージを世界に向けてドンドン発信すべ

きです。

「テロには屈せず、トコトン戦います!」

というのは、相手の挑発に乗ったバカな人間がすることです。

自然と共に平和に生きる国=日本は、他の野蛮な国や団体とは違い、正

に”神“の国であり、地球を救える唯一の国なのです。

“神の国日本”とは、自然を神として崇め、自然と共に生きる国と云う意味で

す。

日本は他の国々より精神的に一段高いところから考えなければならない国だ

と思いますが、如何でしょうか?

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蓄電技術の革新

日本は太陽光発電や風力発電等の自然エネルギーをドンドン使ってエネルギーの自活を早くすべきだ・・・と言うのが私の持論だ。

しかし、政府は太陽光の電気の買い取り価格の大盤振る舞いをした結果、この2年余りで設備認定が約7200万KWとなり、その多くが太陽光発電であり、実にその合計は原発72基分の電力量になり、慌てた政府は、急遽この認定に規制をかけた。

今後認定の太陽光の事業用電力買取価格は29円と3円下げ、更に7月からは27円にするとのことで、最初の36円から3年目で大幅な値下げとなり、太陽光発電ブームに水を差している。

その規制の元となっている「電力過剰理由」が、今現存する原発を全て稼働させた上の試算だというから、あきれてしまう。

またそのもう一つの理由に、太陽光は昼間だけしか発電しないため、非常に不安定な電源である・・と云うものだった。

ところが、私がいつも唱える「技術はドンドン発展し続ける。その時点でこれはダメだと決めつけてはいけない」という論理の通り、技術は日進月歩で発展し続ける。

最近の蓄電技術の開発状況を見てみよう。

「住友電工、大容量「レドックスフロー電池」を研究・量産」

『テーマパークのユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪市此花区)にほど近い住友電工の大阪製作所。同社はここをレドックスフロー電池の研究開発と量産の拠点に位置づけた。この電池はバナジウムの電解液をポンプで循環させて充放電する仕組みで、発火の心配がなく安全性が高い。電解液や電極は耐久性があり、リチウムイオン電池やナトリウム硫黄(NAS)電池より長持ちするのも特長だ。』

『同社はまず北海道電力の変電所に蓄電容量6万キロワット時という世界最大のレドックスフロー電池を設置し、風力と太陽光発電の電力をいったんためて電力系統に送る実証実験を2015年度から始める。』・・とのこと。

蓄電池の世界市場は2020年までに20兆円に達するということだから、このような技術は今後大いに新産業として発展し続けることだろう。

 また、トヨタが夢の水素自動車「ミライ」を売り出した。

 トヨタはこの水素自動車の特許を全て公開し、水素社会を構築しようとしているかのようだ。

 水素というエネルギーは、持ち運びが非常に便利である。

 太陽光でも風力でも、そこで起こした電気を使い一旦水素にしておいておけば、そのまま気体とか液体にして持ち運びが可能で、必要なところで必要なタイミングで電気として使うことができるため、違った意味の蓄電技術ということができるかと思う。

また最近「東芝、水素使い電力貯蔵 設置費用は蓄電池の半分」という記事が日経に載った。

『東芝は水素を使い電力を大量貯蔵するシステムを2020年にも実用化する。水を電気分解していったん水素にし、必要に応じ燃料電池で酸素と反応させ電気として取り出す技術にめどをつけた。既存の蓄電池に比べ電力を長期に大量保管しやすく、設置・運用費は半減できる』という。再生可能エネルギーの

発電事業者や自治体などにとって蓄電方式の選択肢が広がりそうだ。

 そして、パナソニックは「人工光合成」を用い、太陽光と二酸化炭素(CO2)からアルコールや水素を造る技術を開発し、

これは日本のエネルギー戦略を変えるかもしれない技術と言われている。

 正に日進月歩であり、これから色んな会社から色んな技術が生まれて来るかと思う。

 日本は、原発を使いだした40年前に、自然エネルギーへの転換政策をとっていたら、今頃日本は「自然エネルギー大国」となって様々な技術を世界に向けて発信し続けていたかと思う。

 年間30兆円近い石油の輸入も殆ど必要なくなり、CO2の削減目標も簡単にクリアーできていたはずだ。

 勿論福島の事故も無かった。

 政府の採る方針がいかに国の方向を決定するかが良く分かる事例かと思う。

 政府も日本国民も、信じなければならないのは、自分の国の「革新技術」であり「モノ造り文化」なのである。

拙書「立ち上げれ中小零細企業」、「2020年東京五輪の年にメイド・イン・ジャパンが復活する」参照

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NHKスペシャル「腸内フローラ」

 日曜日のNHKスペシャルに腸内細菌、腸内微生物のことを取り上げた「腸内フローラ」という番組を放送した。

 ここ5年位の間に、この腸内細菌の研究が進み、腸内細菌が体に様々な影響を与えているということである。
 腸内細菌によって「癌」、「糖尿」、「肥満」、「アレルギー」等が改善するということが、アメリカの研究者のマウスによる実験などによって証明されつつあるというのだ。
 更に腸内細胞は体のみならず脳にも作用するという研究も進み、感情、性格を変える可能性が分かってきて、鬱病対策にもその効果が期待されている。
 勿論、老化防止、美容にも良いし、これまでに医学的にも分からなかった難病、奇病に対しても驚異的な改善をした例も挙げられている。
 おまけに最近は薬や食物(添加物等の化学物質)の害で腸内細菌に悪影響を及ぼしていると言っており、口から足りない細菌を口から飲んで補うということも可能性があるということも言っていた。
 
 アメリカのベンチャー企業が研究を進め。菌を飲むと糖尿病を改善できる可能性も出てきた。 細菌で短鎖脂肪酸を増やしインスリンの分泌を促し糖尿病を克服するというのである。

 これは医学の大転換になりうると云う。

 この腸内フローラは個人差があり、それぞれの腸内細菌の種類がそれぞれ違うとのこと。また、いくら細菌が腸に入って来ても、腸に取り入れられる菌と取り入れられない菌があり、これも人によって異なる…と云うことも分かってきたとのことである。

私がほぼ20年前にEMという善玉菌が80種類以上集めた土壌改良剤と出逢い、これを飲み、それまでの私の不健康が一遍に解消し、地獄から天国へ移行したような体験をし、これを自分なりに仮説を立て、微生物がいかに人間の体に良いのかを説明して歩いた。
 しかし、色んな人に飲ませたが、みんながみんな私と同じような改善をしたわけではなかった。
 肺がんの末期で死ぬ準備をしていた人が、EMを飲んで奇跡の回復をしたとか、2週間飲み続けた末に10年以上悩んでいたアトピーが解消したとかという劇的な症例も見聞きしたが、EMを飲んでも何ら体に変化がない…と云う人もおり、結局は、私の周りの人を除くと、ずっと続けている人は数えるほどしかいない。
 痛風でどうしようもなくなり、東京からはるばる私のところへ来てEMを飲み始めたら1週間後ゴルフをしていた人も、半年後にはその”恩恵”をすっかり忘れてしまうというようなことが何回もあった。
 
 これを開発した沖縄琉球大学の比嘉輝夫元教授は、この微生物の研究などどうでも良い、とにかく世界中の農業で困っている人達を救うという高い理想の元に具体的な支援を行っていた。
 あの時、比嘉教授が農業支援は農業支援でやりながら、この微生物の人体に及ぼす研究をしていたら、今頃ノーベル賞に値する研究となっていたことと思う。
 EMを広げるのは草の根運動。市民活動というレベルであり、私も色んな活動を行ったが、科学的な裏付けがないため、なかなか信じてもらえず苦労をした記憶がある。
 私は、何かあれば今でも迷わずこのEMを薦める。
 今となっては色んなメーカーから善玉菌の内服薬とか健康食品とか出回っているが、こんなに安くて効果があるものはないからだ。
 
 長く続けるには、”安さ”というのが大きな要素となる。
 どんなに体に良いと言っても、余り高いものは続けられない。
 以前、私は体調の悪い時期にゲルマニウムの粉を飲んだことがあった。
 これは私に効いた。
 しかし、月に2万円だか4万円かかることで、継続を断念した。
 EMが月に2000円弱で同様の効果があったため、私はこれに飛びつき、微生物の作用についての自分なりの仮説を立てるに至ったのである。
 
 この仮説が、このNHKの番組で、殆どそのまま証明されて行き、その精神的な作用(EMを飲むと明るく前向きになる)迄、証明されるのを見て、いつもそう思うが、私の”直観”とか”仮説”の精度の高さを感じたのであった。
 
 私の立てた色んな仮説、”日本のモノ造りの凄さ”、”エネルギー問題”、”農業問題”、”環境と人類”、”細菌の逆襲”等々、色んなモノが徐々にこれから先、証明されて行くかと思う。

 本日は取りあえず、20年来の仮説・・・”微生物の人間の身体に対する作用”がそのままNHKスペシャルに取り上げられたことを素直に喜ぼう。
 
(セルコブログ「健康になるために」参照)

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中国観光客の爆買い

春節で中国人観光客が大挙してやって来て、色んなモノを爆買いしている様を毎日テレビが伝えている。

ニュースを見ていると、ラオックスの包が目だつ。

ラオックスは今は中国資本の会社であり、恐らく中国人向けの店員対応、表示対応とかがしっかりされており、こぞってラオックスに向かうということであろう。

先般の新聞で、ラオックスがアパレル事業に参入するという記事があり、それも自社でデザインし日本国内の工場に委託生産し「メイド・イン・ジャパン」として売り出すという。

中国系の会社がなぜ中国の工場で作らずに、日本の工場で作るのか?

衣料品の他、カバン、アクセサリーなども企画し、訪日客に人気の「メイド・イン・ジャパン」を全面に出すということだ。

それも海外の有名ブランドと同等品を日本国内で作り、価格は10万円ほどで3分の1に抑えるという。

ラオックスは、訪日客を取り込み、現在国内に20店舗を出店し、15年12月期の売上高は前年比40%増の700億円を見込むとのこと。

ラオックスは経営者が中国人だけに良く知っている。

中国人は「メイド・イン・ジャパン」を求めていることを・・・。

そして多少高くてもいいモノを買うということを・・・。

日本の経営者の多くは未だに「安くしなければグローバル社会では通用しない」と思っている。

だから、まだまだ海外生産にこだわる。

円安だから日本に戻ったらどうだという話があっても、基本的に日本で造った高いものは売れないと思っているために、まずは取り合わない。

中国人だけではない。

私もできれば「メイド・イン・ジャパン」が欲しい。

しかし、家電店へ行っていくら探しても、メイド・イン・ジャパンは見つからない。圧倒的に「メイド・イン・チャイナ」が多い。

仕方なく買うと、必ずそう時間が経たないうちに壊れる。

店に持って行くと、まるで当たり前のように何もチェックせずに不良の修理手続きをする。

何故かというと、壊れるのは私の製品だけではなく、修理依頼は日常茶飯事なのだからであろう。

日本のメーカーというだけで、中身の品質が全く伴っていない。このようなモノ造りをやっていたら、“日本のメーカー製”と云うのは、高いだけで何もメリットがない・・ということで、誰も買わなくなってしまうかと思う。

ひょっとして、中国でも韓国でも、モノ造りのポイントを抑えたメーカーが壊れにくい、良い製品を造りだし売りだしたら、そちらの方がよっぽど良いブランドになって行くのではないか?

日本の家電メーカーは早く、「安い」だけの製品造りから卒業し、多少高くても「良い製品」造りを指向するようにならないと10年後は跡形もなくなってしまう。

それを回避するには、早く日本に戻り、日本でモノ造りを再開することだ。

部品は勿論我々中小零細に造らせるということが必須条件だ。

決して自社の海外工場とか海外調達の部品を使ってはならない。

それでは全く意味がない。

日本の中小零細の精度が高く、完成度が高い部品を使うことが正真正銘の「メイド・イン・ジャパン」なのだから・・・・。

詳しくは拙書「2020年東京五輪の年にメイド・イン・ジャパンが復活する」

(電子出版)を・・・。

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